“1979年に大堀塗装店として建築塗装創業。当社のプロダクトは100%天然の本漆を使っており、天然漆独特の美しい素材感や織りなす紋様は人や空間に自然界の生命力と優しさのハーモニーをもたらしてくれます。
漆は9000年前から日本の生活や文化に使われており、今でも日本を代表する工芸品として知られています。
しかしながら、生活様式の変貌によって漆器の需要が減少、漆器産業が急速に衰退しているのが現状となっています。
そこで、2003年、株式会社Ducoを設立し漆を使った新しい素材の開発をスタートさせました。
漆を塗る素地を、従来の木以外のものにすることに着目。化学的な実験を繰り返し、ガラスやアクリルなどの透明素材、又は、独特の特性を持つ金属/チタンとの組み合わせにより、 双方の物性が見事に溶け合う全く新しい漆素材の開発に成功。単なる「漆+素地」ではなく、機能的にも意匠的にも一つの新しい漆素材が誕生しました。”